努力で語彙力を上げた売れっ子芸人
努力を積み重ねて一流芸人になった教え子は南海キャンディーズの山里くんです。今でこそ情報番組からバラエティ、教育番組まで引っ張りだこの山里くんですが、最初からワードセンスがあったわけではありません。
彼がどのように語彙力をつけていったのか、エピソードを紹介しましょう。山里くんはがブレイクする前からずっと続けていることがあります。それが「わからない言葉や知らないことがあったらすぐに調べる」です。「なんだそんなことか...」と思うかもしれませんが、彼は次元が違うのです。
山里くんは居酒屋でお酒を飲んでいるときでも、会話のなかで知らない言葉が出てくるとわざわざ席を立ってトイレでその言葉を調べることを若手時代から現在までずっと続けています。「そこまでせんでもええんちゃう?」と彼に尋ねたところ、「わかっているんですけど、落ち着かないんです」と言うのです。
当たり前のことを高いレベルで続けられるからこそ、彼は今の地位にまで上り詰めたのでしょう。彼は典型的な頭の回転が速いタイプです。出演する情報番組でも見ているこちらがストレスのないような表現でスラスラと言葉が出てきます。最初は才能かと思っていましたが、しっかりと裏で努力していることが彼を今の立場へと押し上げていることがわかりました。
山里くんのようにとまでは言いませんが、語彙力のトレーニングは着実にやれば必ず力になります。焦らず、実力をつけていきましょう。