すい臓がんで余命半年を宣告された23歳女性、治療をやめてスタートした意外な生活【マンガ】ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。斉藤英二郎は、永禄大学附属病院の第4外科で、庄司という指導医の元で研修中だ。庄司は自分の若い頃に担当した23歳のがん患者のことを思い出している。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第57話「見落とされるもの」を掲載する。

【あらすじ】

 主人公は25歳の研修医・斉藤英二郎。彼は今、永禄大学附属病院(永大病院)第4外科で指導医・庄司の元で研修をしている。

 庄司は若い頃に担当していたがん患者のことを思い出している。

 23歳の児玉典子は、ステージ4のすい臓がんだった。当時は患者に告知をしないのが主流だったが、庄司は彼女に余命半年もないことを告知。未承認薬のジェムザールを投与して延命にむけた治療を始める。

 しかし、ジェムザールでの治療は他へのダメージも考えて進められないということが判明し、治療は一旦中止になってしまった。児玉はこのままジェムザールでの治療を続けるか、あまり効果が見込まれない経口薬にするか、という選択をしなくてはならなかった。

 庄司曰く、ジェムザールの治療を続けた場合、生存期間は平均10カ月、1年後に生きている可能性は40%だという。一方、経口薬の場合は1年後の生存率は4%ということだった。

 すると、児玉は「退院します」と、庄司が予期せぬ決断をした。同僚の宇佐美もショックを受ける。

 児玉は自分で小さな古いアパートを借りて、自由に生活することを選んだ。

 宇佐美は、心配して児玉のアパートを訪ねる――。

 若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!

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