フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズは、仮想現実(VR)メタバースアプリ「Horizon Worlds(ホライゾン・ワールド)」の提供を10代に対しても開始する。メタバースと呼ぶ仮想世界に弾みをつけようとする中、自社のVRゴーグル「クエスト」でのエンゲージメントを高める戦略。同社は18日、米国とカナダでは今後数週間のうちに13~17歳の顧客も受けられるようになると述べた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこれまで、ホライゾン・ワールドの2月の月間アクティブユーザー数(MAU)が20万人をやや上回る程度だったと報じている。WSJが確認したメタ内部の資料によれば、同社は2022年末までに50万人のMAU獲得を目指していたため、当初の目標は下回っている。