米アップルは18日、インドの金融の中心地ムンバイに、同国初となる直営店を開店したと発表した。世界最大のスマートフォン市場のひとつであるインドで売上高を伸ばすための取り組みを強化する。また20日には、首都ニューデリーに2店舗目を開店する計画であることも明らかにした。インドでは、より安価な中国製スマホが市場を支配しており、アップルはシェア拡大に苦戦してきた。この日まで、インドにおけるアップル製品の販売は、ネット販売、または再販業者や小売りチェーンを通じたものがほとんどだった。米調査会社IDCによると、インドは年間出荷・販売台数ともに世界第2位のスマートフォン市場で、世界シェアは12%近くに上る。