米動画配信大手ネットフリックスは、広告を扱えることを証明してみせている。これからは、みなさんの子どものルームメートの兄弟から得られるもの、つまりアカウントの「有料シェア」がどれだけ成功するかに大いに左右されることになりそうだ。18日に発表されたネットフリックスの1-3月期(第1四半期)決算は、明らかにまちまちな内容だった。売上高は81億6000万ドル(約1兆0950億円)で、同社とウォール街の予想とほぼ一致。年間のフリーキャッシュフロー目標については17%上方修正した。しかし会員数の伸びは175万人にとどまり、アナリストの予想を20%下回った。今四半期の会員数の伸びも前四半期とほぼ同程度になる見込みだという。アナリストは410万人の純増を予想していたため、同社の見込みはその半分にも満たないことになる。
ネトフリの有料シェア、成否は今年後半か
四半期遅れの導入で新プランの恩恵は第3四半期に現れ始めると予想
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