米電気自動車(EV)大手テスラが19日発表した2023年1-3月期(第1四半期)決算は24%の減益となった。相次ぐ値下げが要因。  イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が率いる同社は今年、需要減退、金利上昇、競争激化に対処するため、米国で14~25%値下げしている。  1-3月期の純利益は25億ドル(前年同期は33億ドル)で、市場予想をわずかに下回った。納入台数が増えたため、売上高は24%増の233億ドルとなった。  営業利益率は11.4%(同19.2%)に低下した。ただ同社の利益率は依然として自動車業界で最も高い部類に入る。