岸田文雄首相は20日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記者がロシアで拘束されている問題を受け、記者の安全確保や政治的理由でロシアに拘束されている人々の解放に向けた先進7カ国(G7)の取り組みを主導する意向を明らかにした。岸田氏は外国メディアの共同インタビューで、表現の自由は「民主主義の根幹をなすもの」であり、ジャーナリストの活動の保護は「極めて重要」だと話した。また政治的理由での拘束について「本年のG7議長国としても、ロシアがそのような行動を改めるよう、民主主義という基本的価値を共有するG7(の国々)をはじめ、各国と連携しながら対応をリードしていきたいと考えている」と語った。日本は5月19~21日の広島でのG7首脳会議(サミット)で議長国を務める。
記者の保護「極めて重要」、G7の対応を日本が主導=岸田首相
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