米連邦控訴裁判所は24日、人気ゲーム「フォートナイト」の開発元であるエピック・ゲームズがアップルを反トラスト法(独占禁止法)違反で訴えていた裁判で、アップルを支持する判断を下した。アプリ配信サービス「アップストア」に関するアップルの主張をほぼ認めた2021年の一審判決を妥当と判断した。21年の一審判決で判事はエピック側の主張を一つ除いて全て退け、モバイルゲーム市場においてアップルは独占的な支配力を持っていないとの判断を示していた。エピックは訴訟でアップルについて、アップストアを通じたサードパーティーのアプリ配信において独占的地位を利用して競争を阻害したと主張してきた。アップストアでの購入に対してはアップルの決済システムを経由しなければならず、アップルは最大30%の手数料を徴収しているとして問題視していた。