ジョー・バイデン米大統領は25日、2024年大統領選への出馬を正式に表明した。自由と民主主義のために闘う必要性を強調し、分断する米国民に対し、さらに4年の任期を託すよう訴えた。野党・共和党ではすでにドナルド・トランプ前大統領が出馬の意向を表明しており、両者が再び大統領の座を争う可能性が出てきた。24年大統領選は、両党が少数の激戦州と浮動票を巡って争う展開になるとみられる。バイデン氏は出馬表明のビデオ声明で今回の大統領選について「今後数年間で(国民が)手に入れる自由や権利はより多くなるのか、あるいは少なくなるのかを問うものになる。私はどのような答えが望ましいか理解しており、あなた方もそうだと思う。今は自己満足に浸っている場合ではない。これが再選に向けて出馬する理由だ」と語った。