世界最大級の証券決済・保管機関である米証券保管振替機関(DTCC)が洗練されたトレーダーを有利にするような情報を販売しているとのリポートを受けて、運用会社や証券会社の批判を浴びている。  証券会社テミス・トレーディングは今週、顧客宛てのリポートで、DTCCがあまり知られていない2つのデータフィードを通じて「極秘のトレーディング(証券売買)情報を漏えいしている」と指摘した。