マスク氏はツイッター買収完了後、当時のパラグ・アグラワルCEOをはじめとする幹部を解雇したPHOTO: KORI SUZUKI FOR THE WALL STREET JOURNAL
米コムキャスト傘下のNBCユニバーサル（NBCU）で広告部門のトップを務めるリンダ・ヤッカリーノ氏が、ツイッターの次期最高経営責任者（CEO）就任に向け協議を行っている。事情に詳しい関係者らが明らかにした。
NBCUのグローバル広告およびパートナーシップ部門で会長を務めるヤッカリーノ氏は、10年以上にわたり同社に勤務。広告販売部門トップとして、広告付き配信サービス「ピーコック」の立ち上げで中核的な役割を担った。
ツイッターのイーロン・マスクCEOは11日のツイートで、自身の後任を採用したと述べたが、名前は明らかにしていなかった。
マスク氏は「彼女は6週間後に職務を開始する！」とツイート。昨年10月に同社を買収して以降CEOを務めてきたマスク氏自身は執行会長兼最高技術責任者（CTO）に転じ、製品やソフトウエアに関する監督業務に専念するとした。
