仕事で何かを達成する時間がないと感じるのはなぜか不思議に思ったことがあるなら、次のことを考えてほしい。われわれの多くは、1週間に2日分に相当する労働時間を会議や電子メールに費やしている。これは、ソフトウエア大手マイクロソフトのビジネス用アプリを利用する数百万人の従業員の活動を調査した同社の新しいデータから得られた結果の一つだ。このデータは、マイクロソフトが毎年実施している職場での生産性の傾向に関する調査の一部で、この調査は、人々が実際どのように労働時間を使っているかを示す最新かつ最大級の指標だ。マイクロソフトは、インターネット関連サービス大手グーグル、業務用メッセージアプリを展開するスラック、ビデオ会議システムを運営するズームとともに、職場におけるコミュニケーションツールの最大の販売者の一つ。マイクロソフトの調査報告書は、仕事の時間を奪い、本来の業務から注意をそらすと多くの人たちが指摘する大量のデータ・電子メール・会議・通知を数値化している。
週に丸2日、メールと会議に費やす従業員
物事を成し遂げるのが非常に困難になった原因が調査で判明
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