ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記者で米国籍のエバン・ゲルシコビッチ氏(31)の弁護団は25日、ロシアの裁判所が同氏の公判前勾留を少なくとも8月30日まで延長した決定に対し異議を申し立てた。  ロシアでは米国人が拘束された場合、公判前の法的手続きが長引くことが通例で、弁護団は勾留期間を短縮するよう求めている。  ロシア国営通信社RAPSIによると、モスクワのレフォルトボ地方裁判所の判事は今週、ロシア連邦保安局(FSB)が要請していたゲルシコビッチ氏の勾留延長を認めた。