米国の連邦・州政府による脱炭素化への取り組みは、ごみを宝に変え、国内の廃棄物処理会社に追い風をもたらしている。  米国の廃棄物処理大手であるウェイスト・マネジメント(WM)とリパブリック・サービシズの株価は、ジョー・バイデン大統領が昨年8月に気候変動対策・税制・医療法案に署名して以降、過去最高圏で推移している。これらの銘柄は最近こそ下落しているが、市場ではサステナビリティー(持続可能性)ブームに乗って上昇する銘柄として注目されている。