ワシントンでは、無駄な歳出がほぼ必ず拡大する。ロナルド・レーガン元大統領はかつて、「企業や個人が収入以上の支出を行えば、破綻する。政府が同じことをすれば、請求書を受け取るのは国民だ」と語った。結果として、政府の肥大化と無駄な支出は避けられないように見えることが多い。しかし、下院共和党がまとめた、債務の上限引き上げを認める見返りに支出の大幅削減を求める財政責任法案(Fiscal Responsibility Act)は、そうではないことを証明している。共和党は昨年、米国に対して常識的な公約を示した。それは、議会で多数派を任せてくれれば、われわれはこの国に損害を与えている、制御不能なインフレ的歳出に歯止めをかけるというものだ。
【寄稿】政府肥大化は回避できる=米下院議長
財政責任法案は、米国の膨大な債務を軽減する重要な第一歩
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