ウクライナおよび支援国は、同国政府が求める停戦条件への支持を取り付けるため、ロシアを除いた首脳会議(サミット)を計画している。ウクライナのアンドリー・イェルマーク大統領府長官と欧州外交筋が明らかにした。計画は予備段階にあるものの、欧州の指導者から強い支持を得ている。このうちエマニュエル・マクロン仏大統領は、これまでロシア寄りだった国やどちら側にも支持を表明していない国に参加を呼び掛けている。イェルマーク氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、「われわれは平和に暮らすことを真に望んでいる、責任ある文明世界の一体的な計画を必要としている」と発言。ロシア軍がウクライナにとどまっている限り両国が直接交渉する可能性はないとした上で、領土保全で妥協はしないと語った。