米資産運用大手フィデリティ・インベストメンツによると、米ツイッターの企業価値は米実業家イーロン・マスク氏による昨年10月の買収額の3分の1に低下している。フィデリティが今月28日に公表した月次開示資料によると、同社の投資信託「ブルーチップ・グロース・ファンド」が保有するツイッター株の評価額は4月28日時点で660万ドル(約9億2300万円)と見積もられた。昨年10月末時点の約1970万ドルから切り下げた格好だ。現時点でフィデリティはコメントの要請に応じていない。同社は共同投資家の1社としてマスク氏のツイッター買収を支援した。ツイッターもコメントに応じなかった。フィデリティの保有株の評価に基づくツイッターの企業価値は約150億ドルで、マスク氏の買収額のおよそ3分の1に相当する。