石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が4日開いた会合では、各国間で生産計画を巡り数時間にわたって対立が続いた末、サウジアラビアが減産合意の一環として、自主的に日量100万バレルの追加減産を行う方針を示した。サウジの発表によると、追加減産は7月分で、以前発表した自主減産は2024年末まで延長する。アラブ首長国連邦(UAE)など一部の国も自主的な減産を延長した。各国の代表によれば、OPEC本部で開いた4日の会合でメンバー国は何時間も生産計画について議論を重ね、激しいやり取りが続いた。サウジは一部の国に減産を迫っていたが、特に一部のアフリカ諸国から激しい抵抗を受けたという。
サウジ、100万バレル自主減産へ OPECプラス会合
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