電動トラックの米新興企業ローズタウン・モーターズが27日、米連邦破産法第11条(民事再生法に相当)の適用を申請した。SPAC(特別買収目的会社)ブームのさなかには投資家から喝采を浴び、ドナルド・トランプ前米大統領から米ゼネラル・モーターズ(GM)旧工場の救世主として称賛されたこともあった。  同社は破産法適用申請について、台湾の電子機器受託製造大手、鴻海精密工業(フォックスコン)による1億7000万ドル(約244億円)相当の株式取得交渉が決裂したためだと説明した。