TBS系『金スマ ~中居正広の金曜日のスマイルたちへ~』で「番組史上最も楽して痩せる食事術」として紹介され、爆発的な反響をみせた『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)。美味しいものをお腹いっぱい食べて、なんならお酒も飲めるのに、運動なしでも痩せられるという驚きの食事術。この食事術を、やはり運動なしで半年間実践して10kg痩せた経験があり、現在70代にして20代の頃の体重をキープしている著者・江部康二医師が、もう2度と太らない医学的に正しいダイエット法を伝授! ひもじくなるようなカロリー制限は一切ナシ。お腹いっぱい食べていいし、筋トレもジョギングもしなくていい。
その体脂肪、運動ナシで落とす方法を教えましょう!
※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
死もある「ペットボトル症候群」にご用心
【前回】からの続き スポーツや野外労働で一定以上汗をかくと、汗から失ったナトリウム(塩分)を補給するため、水分に加えて塩分補給も必要になります。
大量の汗をかいたときは、1ℓの水に1~2gの食塩を入れる割合で水分補給するといいです。
熱中症を予防しようと、糖質入りの甘いスポーツドリンクや清涼飲料水を飲んでいると、ペットボトル症候群を招く恐れもあります。
血中にインスリンが多くなる
「高インスリン血症」に
本書で前述したように、ペットボトル入りの甘い清涼飲料水には約10%の濃度で糖質が含まれているケースが大半で、500mlサイズで角砂糖10個分に相当する糖質が入っています。
これだけ多量の糖質を含む清涼飲料水を飲んでいると、そのたびに血糖値が急上昇し、その血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されて高インスリン血症が起こります(本書42ページ参照)。
夏の間、暑いからといって、甘い清涼飲料水をずっと飲み続けていると、インスリンを大量に分泌し続けたすい臓がくたびれてしまいます。【次回に続く】
※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。