米シェアオフィス大手のウィーワークが破産法の適用を申請する可能性について、同社に融資を実行した複数の米金融機関が議論している。事情に詳しい関係者らが明らかにした。  破産申請によって、ウィーワークは財務への負担が大きいオフィスリース契約から解除される可能性がある。このほかにも、いくつかの選択肢が検討されているという。  ウィーワークは数週間前、事業を継続する能力に疑義が生じていることを明らかにした。これを受け、資産運用会社のブラックロック、キング・ストリート・キャピタル、ブリゲード・キャピタルなどはウィーワーク再建に向けた選択肢について予備的な協議を行った。