若い頃は痩せていたのに、年齢を重ねるにつれて太ってきたり、健康診断の数値が悪くなっていったりする人が多くいます。これまで10万人を超える人たちを痩せさせてきた、ダイエット専門鍼灸院 ハリエット総院長の関口賢さんは、「多くの方が痩せ方を知らないし、また、一度は痩せたとしてもその体を維持していく方法を知らない」といいます。関口さんの著書『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』(日本文芸社)より、内臓脂肪を落として、誰でも簡単に痩せて健康になれる「週1ずぼら夜断食」を紹介します。
週1回、夜ご飯を食べないだけでみるみる痩せる『週1夜断食』
痩せるためには脂肪を燃焼させる必要がありますが、そもそも脂肪はどのように燃焼されるかご存じですか? 体に蓄えられた脂肪をすぐにエネルギーとして消費できればいいのですが、残念ながらそう簡単には使ってもらえません。
普段からしっかり食事をしているあなたの体の中には、血液中に流れるすぐに使えるエネルギーや、肝臓や筋肉などに蓄えられたエネルギー、さらに体脂肪として蓄えられたエネルギーなど、さまざまなエネルギーが存在しています。
その中で体についた体脂肪を使うスイッチが入るのは食後10時間以上経ってからとも言われていて、もし、休む間もなく食べていたら……当然、体脂肪は使われないまま。
だからこそ、あえて夕食を取らずに16時間の空腹状態をつくることで体脂肪をどんどん燃やしてくれるようになります。
10時間ではなく16時間の理由は、体が若返るスイッチがオンになり細胞を生まれ変わらせてくれる“オートファジー”が活性化すると言われているため。これらのメソッドのことを「週1夜断食」と紹介していきます。