昨今、不動産業界において環境配慮型の住宅がスタンダードとなりつつある。新築、中古ともに省エネルギー化に対して国の後押しがあるからだ。不動産情報サービスのアットホームがアンケート調査を基に、「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」と「環境に配慮した住まいに関して注目しているトピックス」をランキング化した。(ダイヤモンド・ライフ編集部)
3社に1社が環境配慮型の
住まいを探している
昨今、不動産業界において環境配慮型の住宅がスタンダードとなりつつある。新築はもとより、中古のリフォームでも省エネルギー化に対しては補助金が出るなど、国も後押ししているからだ。
その背景には、地球温暖化対策としての脱炭素化という世界的な動きの他、燃料費高騰による電気代の上昇といった家計に直結する問題も出ていることがある。
アットホームが全国の加盟店を対象に「環境に配慮した住まいを探す人が増えているか」と聞いたところ、33.4%と3社に1社が「はい」と回答した。省エネルギーやサステナビリティーなどの環境に関連する言葉が飛び交う中、住まいにおいても環境に配慮したいという個々人の意向が表れてきている。
そこでアットホームは加盟店へのアンケート調査の結果を基に「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」と「環境に配慮した住まいに関して注目しているトピックス」についてランキング化。環境に配慮した住宅を選ぶ上で、不動産のプロがどんなことを重視しているのかについて見てみよう。