別れたいなら「会わない」のがいちばん
加藤俊徳(著)
定価1,430円
(朝日新聞出版)
口でいってもわからないタイプの人には『会わない』のがいちばんです。仕事や用事を目いっぱい入れて、相手と一緒に過ごす時間をなくしてしまいましょう。
別れるということは、共通の記憶をそれ以上作らないということ。ですから、「別れ話をするために旅行に誘う」といった矛盾した行為は、脳が混乱する原因になります。
服装や髪型をガラリと変えるのも有効
今までずっと持っていたお守りなどを新しく別なものに変えたり、服装や髪形をガラリと変えたりするのも効果的です。「あなたが知っている私と今の私は違う」ということ、つまり「方向性が変わった」ことが目で見てわかるので、相手の脳が別れを受け入れやすくなります。
別れたい理由は「事実」で伝える
聴覚系が強いタイプの人は、話の筋が通っていればすんなり別れられることが多いです。「定職につかないから」「浮気するから」など、別れたい理由となる“事実”をはっきりと言葉で表しましょう。すでに別れているのに何かと口実をもうけて電話してくるような人には、電話していい時刻を決める、チャットだけ許可するなど“制限”を設けるといいでしょう。
(構成 生活・文化編集部 端 香里)
※AERA dot.より転載