英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。
目にしたものをそのまま言葉で表現するトレーニング
会話にはきっかけが必要です。
目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。
第1章は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。
見たままを説明してみてください。
最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。
Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください
さあ、出かけよう。準備はできた?
Are you ready to go?
(準備はできた?)
Wait a minute.
I'm _________________________.
5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。
解答例は……
Wait a minute.
I'm finishing putting on my makeup.
ちょっと待って。メイクが終わるところ。
put on…「…を身につける」“put on”と“wear”の違い
put onは、着ていない状態から「(服など)を身につける、はく」という1回の動作を意味します。化粧をする時にもput onを使います。
反対に、take offは「(服など)を脱ぐ」動作を意味します。なお、wearは「(服など)を身につけている」状態を意味します。
例文で学んだ表現を定着させよう
I put on glasses when I work.
働く時、私はメガネをかけます。
Why don't you put on a coat?
コートを着たらどうですか。
You should put on your sweater because it's cold.
寒いので、セーターを着た方がいいですよ。
You should take off your sweater because it's hot.
暑いので、セーターを脱いだ方がいいですよ。
(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)