「楽しそうに話を聞いてくれる人」のところに人の輪ができる
対して、まわりの空気を明るくする人は人との会話を盛り上げるのが非常に上手です。それはおしゃべりのテクニックがあるという意味ではなく、人の話を興味を持って聞くことができるということです。
たとえば、皆さんが旅行に行ってきて楽しい土産話をしたとしましょう。「この前、沖縄に行ったらさ」と楽しく話しはじめたときに空気を悪くする人は「へぇ」だけだったり、「この時期に沖縄?」と腐すようなことを言うのに対し、空気を明るくできる人は「どこがよかった?」「穴場とかあった?」と相手がより話しやすくなるような発言ができるのです。
もちろんそれが明確な発言でなくとも笑顔で話を聞いたり、リアクションを取ることで、相手の話をしっかり聞いていると表現することができるのです。
人は話をするときに意外と他人の表情などを気にします。つまらなそうにされるよりは、楽しそうにしてもらった方が話しやすいのは間違いありません。
ほんのちょっとのことですが、それだけで、人は自然と自分のまわりに集まってきます。ぜひ頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。