短尺動画SNS「TikTok」を運営するByteDanceが、新たに音楽配信サービス「TikTok Music」の提供をもくろんでいるようだ。一体どのようなサービスになるのだろうか。
今回の「海外テックニュース-Trend Now」では、ByteDanceが当局に提出したTikTok Musicの商標出願書類から新サービスの行方を読み解く。また、米名門アクセラレーター・Y Combinatorの規模縮小、ウィジェットを介して写真を送り合うSNS「Locket」運営元による資金調達を紹介する。
ByteDanceが音楽配信サービス「TikTok Music」を検討か
短尺動画SNS「TikTok」を運営するByteDanceが、新たな音楽配信サービスを立ち上げようとしている可能性が浮上した。ByteDanceは5月、米特許商標庁に「TikTok Music」の商標登録を出願。米ウェブメディアのInsiderが7月28日に報じた。
8月4日には、英国、シンガポール、ニュージーランド、メキシコ、コスタリカといった国々でもByteDanceがTikTok Musicの商標登録を出願していたことを、米テックメディアのTechCrunchが伝えている。
出願書類を読む限り、TikTok Musicは楽曲の購入、ダウンロード、再生、共有などが行えるサービスとなりそうだ。また、音声や動画のライブ配信機能や、楽曲に対するコメント機能、ユーザー間でのメッセージ機能などの実装も検討していることがうかがえる。