情報キュレーションアプリ「グノシー」や女性向け総合情報アプリ「LUCRA(ルクラ)」などメディア事業を展開するGunosy。同社は2021年3月「グノシーの運営で培ったメディア事業の顧客接点、マーケティング力、データ分析力を武器にD2C領域に参入する」と発表した。その第一弾として立ち上がったのが、気分やシーンに合わせてお茶を楽しく選べるムードペアリングティーのブランド「YOU IN」だ。
お茶の監修は裏千家茶道家であり、TeaRoom代表取締役の岩本涼(茶名:岩本宗涼)氏が担当。300種類以上の原料やブレンドを吟味し、開発したという。
なぜ、最初のプロダクトが「お茶」だったのか。YOU INの立ち上げに携わった深谷江里子氏が開発の舞台裏をつづる。
なぜGunosyがお茶のD2C事業に取り組むのか
「情報を世界中の人に最適に届ける」を企業理念に掲げるGunosyは、爆発的に情報が増え続ける情報過多の社会において、受け取り手が必要な情報を受け取ることができないという社会課題をテクノロジーで解決するために創業された。
YOU INはそのGunosyで、自分の気持ちにペアリングしてくれる、お茶のD2Cブランドとして誕生した。ゆったり過ごしたい夜に ぴったりのカモミール×アップルフレイバーの「SLOW NIGHT」やオフラインで過ごしたい時にもってこいのほうじ茶×ジンジャーフレイバーの「OFF SNS」など、日常の中にある9つのムードに寄り添う、9つのフレーバーのティーバッグを提供する。