スニーカーフリマアプリ「スニーカーダンク(以下、スニダン)」を運営するSODAは7月29日、NAVER子会社のKREAM Corporationをリード投資家にAltos Ventures、SoftBank Ventures Asia、ジャフコグループ、既存全投資家からの追加出資によって約62億円の資金調達を実施したことを発表した。
また資金調達の発表に併せて、競合のスニーカーフリマアプリ「モノカブ」を運営するモノカブを買収したことも発表した。買収金額は非公表。なお、買収後もモノカブの経営陣およびチームはそのまま継続してサービス運営にあたるという。今回の資金調達を含めた、SODAの累計調達額は約87億円。評価額は約240億円となっている。
調達した資金は国内事業の拡大・強化に加え、インドネシア、フィリピンなどのアジア市場獲得に向けた投資に充てる予定とのこと。また、今回買収したモノカブとの統合・連携により、真贋鑑定、ロジスティクス、カスタマーサポートなど両社の知見を掛け合わせ、より安心・安全なサービスへと成長させていくという。
今回の資金調達にあたって、SODA代表取締役の内山雄太氏は「今後、国内事業では取扱商品の拡大および強化に加え、アジア市場獲得を少しでも早く実現するため、韓国のKREAM、中国のniceとの連携を強く進めていきます」とコメント。
また、SODAの傘下に入ることになったモノカブ代表取締役の濱田航平氏は「今までモノカブとスニダンは共に競い合う良きライバルでありました。世界で戦える十分な市場のチャンスがある中で、お互いが国内で戦っていくのではなく、一緒になりグローバルで展開していきたいという戦略に意気投合しました」とコメントしている。