まだそうは見えないかもしれないが、インテルは存亡を懸けた戦いに挑んでいる。従業員や投資家にとっても多くが懸かる戦いで、2024年以降に熾烈(しれつ)な市場シェアの奪い合いへと発展していく可能性がある。一般消費者にとって問題となるのは、おおむね「郷愁」だろう。1991年以来パソコンに貼られてきた「Intel Inside」(インテル入ってる)と書かれた小さなステッカーがある日突然、存在しなくなるかもしれない。