「航続距離不安」を逆手に取った未来のクルマ、ルーシッドCEOが語るPhoto:Josh Lefkowitz/gettyimages

 電気自動車(EV)は高価で、しかも「航続距離不安」がある。遠くまで走れないのではないか、稼働中の充電器が見つからないのではないか、という懸念を購入希望者は抱く。

 今年のEV販売台数は伸び悩んでいる。現在搭載する電池は、乗客を平均約200~400マイル(約320~640キロメートル)しか運べない。

 だがEV購入者を増やす秘策の一つが、実は「航続距離を減らす」ことだったらどうか。

 自動車メーカーはこれまで航続距離の長い大型車載電池を開発することで、航続距離の不安を解消しようとしてきた。だがそうした電池は充電時間が長く、重量があるうえ、製造コストが高い。