「ボール遊びやダンスが好きな子」を伸ばす褒め言葉

足が速いね
・スタミナがあるね
・体のキレがいいね
・手先が器用だね
・ジャンプ力があるね
・体が柔らかいね
・力持ちだね
・反射神経がいいね

 ぜひ、上記の言葉を使ってみてください。わが子のタイプに合わせたアプローチで才能の伸びるスピードは飛躍的に高まります。

 運動面の才能は、親に経験があるスポーツから始めるとより適性が見つけやすくなります。親子で野球をすれば「肩が強い」「ボールをキャッチするのがうまい」「バットに当てるのがうまい」など、子どもの「才能の芽」がわかりますね。まずはいくつかのスポーツを親子で試し、子どもがどの分野のスポーツに向いているのか、見極めてあげましょう。

「わが子の才能タイプを詳しく知りたい!」という方のために、著書『「強み」を生み出す育て方』ではオリジナル診断を掲載しています。すべての子どもが持つ才能を5つに定義し、簡単な診断で「わが子の才能」をセルフ判定できます。

子育て成功のカギは「強み育て」にある

「ボール遊びが得意な子」「ダンス好きな子」はこう褒める!才能がグングン伸びる8つの言葉「強み」を生み出す育て方』 (船津徹・ダイヤモンド社)定価:1980円(税込)

 子どもが社会の変化に翻弄されずに、自分らしく幸せに生きていくには、失敗や挫折に負けない「たくましさ」を確立しなければなりません。一生ものの武器になるたくましさですが、どのように育てれば良いのでしょうか?

 たくましさが育つ要因は、家柄、血筋、遺伝ではありません。もちろん親の学歴や職業も無関係です。「子どもの潜在的な強みを引き出すこと」でたくましさは育つと断言できます。

 つまり、子育てで最優先すべきは「強み育て」なのです。強みは、音楽でもスポーツでも勉強でも、なんでもいいのです。