巨大ハイテク企業の株式は今年、市場のけん引役としての地位を取り戻した。これらの銘柄は「その他大勢」のどれほど上を行っているのだろうか。「マグニフィセント・セブン(超大型7銘柄=M7)」と総称されるハイテク株(アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドット・コム、エヌビディア、テスラ、メタ)は、2023年に入って75%上昇し、SP500種指数を構成する他の493銘柄を圧倒している(493銘柄の上昇率はもっと控えめな12%。同指数全体は23%上昇している)。ゴールドマン・サックス・グローバル・インベストメント・リサーチによれば、マグニフィセント・セブンの時価総額は、SP500種指数構成銘柄の時価総額の約30%を占めるまでに膨れ上がっている。これは、これまでのどんな7銘柄の組み合わせと比較した場合でも、時価総額シェアとしては過去最高に近づいている。
米超大型株「M7」 その他大勢とこれだけ違う
「マグニフィセント・セブン」は年初来75%上昇、時価総額はS
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