英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。
英語でストーリーを伝えるトレーニング
会話を楽しむためには、ストーリーを伝えることが必要です。
「実はこんなことがあって…」と話せれば、会話は広がっていきます。
この章では「出来事や状況を伝えるトレーニング」を用意しました。
イラストで描かれている出来事を英語で説明してみましょう。
Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください
もし宝くじで、500万ドル当たったら、どうする?
If I ____________________,
I would _____________________.
5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。
解答例は……
If I won 5 million dollars, I would travel around the world.
もし500万ドル当たったら、世界中を旅行したいです。
if I won 5 million dollars
「もし500万ドル当たったら」
仮定法過去は、「現在の事実とは違う仮定」を伝える表現です。
If 主語+過去形(~)、主語+would(could, might)…「もし~なら、…だろうに」が基本形で、現在のことでも過去形を使うことに注意しましょう。
学んだ表現を例文で定着させよう!
If I were a fish, I could breathe under the water.
もし私が魚なら、水の中で呼吸できるのに。
●「人が魚になること」は、現実では絶対にありえない
If I were you, I would buy the car.
もし私があなただったら、その車を買うのに。
●「私があなたになること」は、現実では絶対にありえない
If I had a lot of money, I would buy a house.
もしたくさんお金があれば、家を買うのに。
●=I can’t buy a house, because I don’t have a lot of money.
(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)