英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。
英語でストーリーを伝えるトレーニング
会話にはきっかけが必要です。目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。
最初は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。
見たままを説明してみてください。最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。
Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください
【いつもと違う道を通るのはどうして?】
Why are you driving a different route today?
(なんで今日はいつもと違う道で行くの?)
The usual _____________________________.
5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。
解答例は……
The usual roads are closed for repairs.
いつもの道は修理のため閉鎖されています。
【ポイント】“be closed”「閉鎖されています」
受動態は、be動詞+過去分詞(…)+(by ~)で、「(~によって)…される」という意味です。
また、特に必要がない場合は、by ~が省略されます。
学んだ表現を例文で定着させよう!
I was moved by the last scene.
私はラストシーンに感動しました。
The presentation was given by our section leader.
プレゼンテーションは、私たちの部署のリーダーによって行われました。
She was presented with the special award.
彼女には特別な賞を授与されました。
●be presented with ~「~を贈られる」
●special award 「特別賞」
The concert tickets were sold out within minutes.
コンサートのチケットは数分で完売しました。
●be sold out「売り切れる」
(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)