動画配信「勝ち組」のネトフリ、足元さらに盤石にPhoto:Mario Tama/gettyimages

 米ハイテク企業の決算シーズンは、ハリウッドのコンテンツ産業でトップの座を占めるネットフリックスのちょっとしたドラマで幕を開けた。

 動画配信大手のネットフリックスが23日発表した2023年10-12月期(第4四半期)決算は、有料会員数が1310万人増加した。ネットフリックスの株価は過大ともいえる期待を背景にここ3カ月で40%超上昇していたが、決算内容は期待をさらに上回った。有料会員の純増数は市場予想を50%上回り、新型コロナウイルス流行下の「巣ごもり」でテレビ視聴が広がった2020年1-3月期を除くと、四半期ベースで過去最大となった。