お金持ちの家に生まれ育ち、大学を卒業して間もなく結婚。3人の子どもを授かるも離婚した。実家に出戻ったものの、父親の会社が倒産し、49歳で住む家を失った。ついには預金通帳の残高がほぼ0円に……それまでとはうって変わって赤貧生活に陥り、裸一貫で整体院で働くようになった。自分の力で人生を切り拓いてきたとき、今度は末期寸前のがんを患うことに。そんな波乱の人生を乗り越えて「今がいちばん幸せ!」と断言する『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)の著者が、毎朝起きるの楽しくなるライフスタイルを【人間関係】【食事】【睡眠】【健康】【メンタル】【ファッション】【インテリア】【パソコン】とテーマごとに紹介する。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
好きだからこそ
昼も夜も仕事
30代での離婚、40代での実家の倒産と、精神的な苦痛から不眠症を経験した私ですが、61歳で末期寸前のがんになる前の私は、昼だろうが夜だろうがかまわず、時間があれば仕事をしていました。
イヤイヤやっていたのではなく、仕事が好きだからこそ、ついついやっていたのです。
私は自分で動画の編集をしたりブログを書いたりするのですが、それもほとんどが夜にやっていたことでした。
夕食後は
とにかくリラックス
まずは、この習慣をやめてみることにしたのです。
夕食後は安らかな睡眠に向けて、自分を休ませる時間に充てることにして、余計なことは考えないようにも努めました。
以前は夕食後に仕事の続きをしていると、いろんなアイディアが浮かんできて、そこに集中してしまって寝る間を惜しむこともよくあったのですが、そうしたことを一切やめたのです。
夜は仕事をしない
と割り切る考え方
仕事のことを考えるのは楽しいのですが、何もわざわざリラックスするべき時間にしなくてもいい。そんなふうに考え方をあらためました。
自分の好きなことを仕事にしてしまったがゆえに、オンとオフの切り替えが難しかったのですが、「夜はプライベートな時間」と決めてからは、時間の使い方にメリハリがつくようになったのもよかったと思います。
用事は朝、気持ちよく目覚めたあとでやればいいのですから。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。