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※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】ケチで何が悪いんですか?Photo: Adobe Stock

ケチだと思われたくない?

今日は「ケチだと思われたっていいじゃない」という話をしたいと思います。

ちなみにアテクシはケチだと自覚しています。

自分を大切にすることが大事だと思っているんですね。

なんでおごらなくちゃいけないの?

上司と部下、先輩と後輩のような上下関係がなく、対等な立場の場合には割り勘にすることが多いでしょう。

しかし、相手は冗談半分かもしれませんが、時おり「おごってよ」なんていう言葉に圧を感じ、ついおごってしまうこともあります。

以前、おごってもらったことがあったり、仕事でお世話になったりと、なんらかの“借り”があって言われるならわかるのですが、そうでなければあまり良いことではないと思うんです。

ケチだと思われていいじゃない

「なんでおごらなくちゃいけないの?」と納得していないのに、「ケチだと思われたくないから」とおごってしまうのは、後々不愉快な状況を生み出すことがあります。

たとえば、自分がおごることで相手との付き合いを続けたいと考える場合は、お互いにとって健全な関係とはいえません。

いずれにしても、自分の気持ちを優先して、「ケチだと思われてもかまわない」と割り切る度胸を持つことが大切です。

自分が納得する対応でいい

おごりたくない場面で、自分から割り勘を提案することで、相手の本音や付き合いの目的が明らかになることもあります。

納得できないことを無理に受け入れようとするよりも、自分らしい適切な対応をすることで、より健全な人間関係を築くことができます。

意に反して自分を犠牲にしなくていい

お互いが楽しく過ごせることが最優先であれば、相手の期待に添うためだけに自分を犠牲にする必要はありません。

ケチだと思われることよりも、お互いが快適で楽しい時間を過ごせることが何よりも大切。自分を大切にし、相手との付き合いを楽しむことを心がけましょう。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。