カマラ・ハリス米副大統領は、自身がジョー・バイデン大統領の職を引き継ぐことになっても、十分な準備ができているので安心するようにと国民に伝えた。この発言は偶然このタイミングで出てきたものではない。81歳のバイデン大統領は認知機能が明らかに低下しているため、今年の大統領選でバイデン氏に投票することは、2期目の任期中にハリス氏が大統領職を引き継ぐことへの投票にもなる。ハリス氏は先週のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューで、「私は(大統領職を)務める準備ができている。その点に疑問の余地はない」と語った。これに先立ち司法省のロバート・ハー特別検察官は、バイデン氏の記憶力低下を強調する報告書を公表していた。ハリス氏は、自身の仕事ぶりを見た者は皆、「私の指導力に対する十分な認識を抱く」と語った。