27日に実施される米ミシガン州の共和党予備選で再び敗北が予想されているニッキー・ヘイリー氏は、ドナルド・トランプ前大統領が候補指名を勝ち取るのは確実とみられる中で選挙運動を続ける理由を尋ねられると、簡潔な答えを口にした。「私は正しいと思うことをしている」。ヘイリー氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューでこう語った。「私がしているのは、米国人の7割が私に望んでいることだと信じている」この数字は、米国人の10人に7人が今年の大統領選挙でトランプ氏とジョー・バイデン大統領の対決以外の選択肢を望んでいるという世論調査を指している。前サウスカロライナ州知事で、トランプ前政権下で最初の国連大使を務めたヘイリー氏は、15州で争われる3月5日のスーパーチューズデーまで選挙戦を続けると公約している。トランプ氏はその1週間か2週間後までに、指名獲得に必要な代議員数を確保する可能性がある。