米国では大麻関連製品の使用が爆発的に広がっているが、ヒ素や鉛、カビなどに汚染された大麻が深刻な、時には命に関わる病気を引き起こすケースが各地で発生している。  大麻を使用した人は血液中の重金属の濃度が高くなり、真菌感染症を発症しやすいことが研究で示されている。研究者らは大麻に含まれる汚染物質について、突然発症するしびれや死に至る肺出血、四肢切断が必要となる動脈疾患との関連を指摘する。  連邦保健当局には昨年、大麻使用による中毒など、有害な副作用の報告が数千件寄せられた。