中国本土で物価の下落が続いている。これは香港で暮らす人々にとってはありがたいことだが、企業にとっては大きな問題だ。中国の1月の消費者物価指数は前年同月比0.8%下落し、ここ10年余りで最大の落ち込みとなった。これは世界第2位の経済大国である中国が活気を失っていることを示す証拠だ。中国では景気回復の失速で消費者マインドが減退、政府が一部の経済調査の検閲に乗り出している。