最初の夫を自己破産に追い込み、次の夫に訴えられた「借金妻」…2度の修羅場からの意外な結末写真はイメージです Photo:PIXTA

結婚、出産し、ストレスで浪費癖が悪化し、家族カードを使い込んで離婚することになった事務職の女性。普通であれば、「人生終わった……」と思うレベルの大失敗です。しかし、今回紹介する女性は、一癖ある、キャリア志向の持ち主でした。(生活経済ジャーナリスト 柏木理佳)

家族カード使い込み、家庭崩壊

 中井涼子さん(当時35歳・仮名)は、私立中学校で任期付きの事務職員として勤務していて、キャリア採用の職員と結婚し、出産しました。

 しかし、育児ノイローゼのようになり、ストレス発散のため、雑誌、育児本、服などが欲しくなり、毎月30万円以上、クレジットカードで購入していました。そのため、月5万円の借金ができ、翌月には10万円になり……と、どんどん借金が膨らみました。

 家賃と生活費は、夫の月収35万円だけでなんとか払い続けていました。しかし、そのうち夫婦で使える家族(ファミリー)カードを利用して自分の買い物もするようになり、借金が数十万円からいつの間にか数百万円に増え、夫婦で自己破産。夫から離婚を突き付けられました。

 しかし、そこから中井さんは一念発起。資格を取得し、養護教諭に転職し、主任に昇進。定年後は心理学の資格も取得し、医療関連の学校で教員の仕事をしています。

 いったい、どんな心がけと方法でキャリアアップできたのでしょうか。