ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が激戦州7州で先ごろ実施した世論調査で、11月の大統領選でドナルド・トランプ前大統領に投票すると答えた黒人男性が増えていることが明らかになった。調査によると、黒人男性の大半はジョー・バイデン大統領を支持しているものの、「間違いなく」あるいは「おそらく」トランプ氏に票を投じるとの回答が約30%あった。前回2020年の大統領選については、今回の調査と比較できる激戦州を対象とするWSJの調査結果はないが、「APボートキャスト(AP VoteCast)」によると、全米で黒人男性の12%がトランプ氏に支持票を投じたとみられる。また、今回のWSJ調査では黒人女性の11%が「間違いなく」または「おそらく」トランプ氏に投票すると答えたのに対し、APボートキャストの調査では、2020年にトランプ氏に投票した黒人女性は6%だった。