自然な身のこなしで街中でも穏やかな走り

フォルクスワーゲン ID.4プロバッテリーを前後アクスル間のアンダーボディに収納し、低重心化と最適な前後重量バランスを実現。Cd値0.28と空力性能も高い。

 そのようなわけで、晴れて23年生産モデルに試乗することができた。BEV専用プラットフォームMEBを採用し、ボディサイズは全長4585mm、全幅 1850mm、全高1640mm、ホイールベース2770mm。ボディサイズに対して長いホイールベースを生かしフロア下にバッテリーを敷き詰め、リアアクスルに電気モーターを配置し、後輪を駆動する。エクステリアデザインなども従来モデルと同一だが、ボディカラーには新色が設定された。

フォルクスワーゲン ID.4プロのディテールをチェック(画像5枚)

BEVらしいスッキリしたインテリア。アクセルに再生マーク、ブレーキに一時停止マークを施すなどアソビ心も。BEVらしいスッキリしたインテリア。アクセルに再生マーク、ブレーキに一時停止マークを施すなどアソビ心も。
メーターディスプレイ右側に備わるシフトは前後に回すタイプ。メーターディスプレイ右側に備わるシフトは前後に回すタイプ。
シート地にマイクロフリースを採用。プロにはシートマッサージ機能付きパワーシートが備わる。シート地にマイクロフリースを採用。プロにはシートマッサージ機能付きパワーシートが備わる。
フォルクスワーゲンのSUV型EVが「514万円」でもしっかり売れる納得の理由
リアシートは60:40分割可倒式を採用。ラゲージ容量は通常543L、後席を倒せば最大1575Lまで拡大する。リアシートは60:40分割可倒式を採用。ラゲージ容量は通常543L、後席を倒せば最大1575Lまで拡大する。