アパレル向けのコンサル事業を
手掛ける企業が3位に
3位は、カジュアル衣料販売のシーズメン(東京都中央区)で、平均年収は353.8万円、平均年齢は42.0歳だった。
「METHOD」「流儀圧搾」などのセレクトショップを展開するほか、アパレル・小売企業向けのコンサルティング事業も手掛ける同社だが、近年の業績は伸び悩んでいる。
24年2月期の業績は、営業損失が1億300万円、最終損失が3億3200万円と、いずれも赤字に陥っていた。
4位はアウトソーシング(東京都千代田区)。平均年収は362.6万円、平均年齢は40.3歳という結果だった。同社はその名の通り、エンジニア(技術者)などの人材派遣を行っている企業だ。
5位はフォーシーズホールディングス(福岡県福岡市)で、平均年収は364.8万円、平均年齢は42.0歳だった。同社は化粧品・健康食品・アロマ関連商品の卸売業などを手掛けている。
6~10位は、リード(368.7万円/41.7歳)、タカキュー(372.6万円/44.0歳)、ワールドホールディングス(373.3万円/41.0歳)、常磐興産(376.1万円/43.4歳)、オーシャンシステム(381.1万円/40.8歳)と続いた。
身近な企業を見てみると、クリーニング店を展開する白洋舍(381.5万円/11位)、文房具の老舗・セーラー万年筆(392.8万円/18位)、リーガロイヤルホテルグループを運営するロイヤルホテル(398.5万円/19位)などがランクインしていた。
そのほかにも、100円ショップを展開するキャンドゥや、ホテルを運営するワシントンホテル、「毛髪業」の大手・アートネイチャーなどもランキングに含まれていた。各社の順位と平均年収は、どうなっているのか。ぜひ、次ページ以降のランキングを確認してほしい。
(ダイヤモンド編集部 濵口翔太郎)