2024年米大統領選で二大政党以外から出馬した第3の候補者が勝利を収めることはなく、たった一つの州さえ制することはないだろう。ただ、第3の候補者が選挙結果を決定付ける可能性はある。問題の候補者は、無所属のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏とコーネル・ウェスト氏、緑の党のジル・スタイン氏、そしてまだ指名されていないリバタリアン党の候補者だ。どの世論調査でも、全米あるいは一つの州でトップに近い位置にいる者はいない。第3の候補者がこれまでに大統領選で勝利したことはない。2位になった唯一の例は1912年のセオドア・ルーズベルト元大統領だ。最後に州レベルで勝利した第3の候補者は1968年のジョージ・ウォレス氏で、最南部5州を制した。
【寄稿】ケネディ氏はバイデン氏を再選に導くか
米大統領選で第3の候補に勝利はあり得ないが、敗者を決めることはある
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