米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)は、食事を楽しみつつ映画鑑賞できる映画館チェーン、米アラモ・ドラフトハウス・シネマを買収した。今回の買収は、映画制作会社が映画館チェーンを取得するという異例の取引。アラモは映画ファンに人気のデートスポットと自社を位置づけており、ニューヨーク、ロサンゼルス、オースティン、ボストンなど全米の大都市で大半の映画館を展開している。ソニーによると、アラモは北米で7番目に大きな映画館チェーンで、全米25の都市圏で展開しており、年間来場者数は1000万人を超える。メジャーな作品とマイナーな作品の両方を上映している。今後もアラモは30以上の映画館の運営を続ける。ソニーは買収条件についてコメントを控えた。