【1分読み切り】「何をやっても続かない」と悩んでいるアナタも、続けられていることがあるのです。
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【精神科医が教える】「何をやっても続かない」と悩む人が「実は続けている」たった1つのことPhoto: Adobe Stock

続けることの大切さ

今日は、「続けること」の大切さについてお話したいと思います。アテクシは日ごろから「続けること」がとても大事だと思っています。

何らかの成功を収めた人を見ると、一見すると突然才能を開花させたように見えますが、実際にはそうではありません。

ほとんどの人は、コツコツと好きなことを続け、さまざまな巡り合わせで日の目を見るのです。

「続けられない人」は
自分を嫌わなくていい

メジャーリーグで大活躍している大谷翔平選手だって、野球が好きでずっと続けてこなければ、あれだけの才能をもってしても開花しなかったでしょう。

研究者やノーベル賞受賞者、芥川賞・直木賞受賞者も同じです。もともと備わった才能やセンスもありますが、それ以前に続けているのです。続けること自体が才能ともいえるでしょう。

もちろん、「続けられない」という人も多いは多いです。そして、続けられない自分をネガティブに捉えてしまうかもしれません。でも、そうではないんです。

誰もが「続けていること」

生きていること自体が、実は「続けること」なんです。それだけでも十分に価値があります。何か続けられていなくても、生きている限り時を重ねて続けられているのです。

これはなにも慰めるために言っているのではありません。自分の人生を歩み続け、いろいろなことを経験して今の自分があるのです。それが日の目を見る時は、必ずやってくるでしょう。

ちょっとした喜びやささいな幸せを感じたりして、「生きていてよかった」と思う瞬間はやってきますし、それは何度でもやってくるのです。それだけでも、生きていることに価値が見いだせると思うのです。

生きているだけで
十分に価値がある

ツラい時、しんどい時には気づかないかもしれませんが、必ず「生きていてよかった」と思う時がやってきます。そして、その時にわかるのです。

人生はただ続けているだけで十分に価値があるということを。

そのうえで、もし余力があれば、何か1つ続けてみてください。でも、それ以前に、アナタはすでに人生というかけがえのないものを続けているのです。それだけで十分なのです。