タレントのMEGUMIさんはグラビアタレント時代、年の3分の2を南国で過ごし、肌は乾燥でくすみ放題、クッキリとほうれい線が刻み込まれていました。当時、ついたあだ名はなんと「ほうれい」。しかもそれを隠そうとメイクは濃くなる一方、負のスパイラルが顔面に沸き起こってしまっていました。でもMEGUMIさんはここで一念発起「美容をガチでやろう!」と決めました。その結果、テレビで観るMEGUMIさんは、最近キレイになったと話題です。本連載ではMEGUMIさんが10年間で1000以上の美容法を試した中から、ほんとうに効いたものだけを書いた、2023年に続き2024年上半期も一番売れた美容本(※1)『キレイはこれでつくれます』からキレイのコツを特別公開いたします。(構成 石塚 理恵子/ダイヤモンド社)
※1 2023年 年間、2024年 上半期ベストセラー第1位(単行本実用書 トーハン調べ/単行本実用 日販調べ)
「官能的」な手になる
美は細部に宿ると言いますが、手のきれいな人には性別を問わずドキッとします。
なにげないしぐさもエレガントに見えますし、「官能的」にすら感じます。
意識的に色気を纏いたいなら、手はぜひケアに力を入れたいパーツです。
ベッドの中のケアだと続く
私の場合、ハンドケアは寝る直前に一極集中。
ベッドの中で、つかわなくなった美容液やクリームを贅沢にも手の甲に「ベタベタ」と塗り重ねます。
そのまま一晩中潤わせると、翌朝には手の色がクリアになって、肌質もふわふわに!
手はよく自分の視界に映るので、ツヤツヤしているとテンションが上がります。
サロンではパラフィンパック
ネイルについては役によりけりで、時代劇をやっているときは自爪でいるので、ネイルオイルでケアをします。
それ以外は、もう15年くらいジェルネイル派。
サロンに行くとパラフィン(ロウ)パックなど、自分ではできないスペシャルケアをしてもらいます。
手の肌質を底上げするためにもプロに頼るケアには価値があると思っています。
「いつものサロン」は変えてはだめか?
ただ、予約が取れないとはじまらないので、私はネイルサロンもヘアサロンも、複数のサロンに通っています。
「お店を変えちゃいけない」と思っている方も多いですが、もっと自由でいいと思うんです。
大人のネイルはシンプルな方がおしゃれ
ネイルはいつも単色塗り。ごくまれにフレンチをお願いするくらい。
40歳を超えて自分の体に味が出てきた中では、ネイルはあっさりしているほうがおしゃれに見える気がしています。
トレンドも押さえますが、手をきれいに見せるのは圧倒的に透け感のある「クリアベージュ」。
手にツヤ感を出し、透明度を光らせるのがこの色です。
ベージュにはいくつもある
ちなみに手の色によって長くきれいに見せるベージュの色は異なるので、ネイリストさんの知識を頼って、「私の手をいちばんきれいに見せるクリアベージュを選んでください」とオーダーするのもおすすめです。
品のある指先をつくりたいときは、ぜひお試しください。
※本には、その他のレシピや具体的な商品名や店名、「キレイのコツ」が多く収録されています。